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ロンドン南東・カナリー・ウォーフにあるロイターへ。

案内してくれたシャキールさんともう1人(ロイさんやったかな?)によると、ロイターは、その活動内容の性格上、
事実関係に関する情報を伝える」ことをのみ、仕事としている。
だから、そこに情緒を加えるようなことは一切しないし、禁止されている、と。

テクノロジーの発展等に伴って、ロイターが、直接視聴者を相手にするメディア(reuters.comとインドでのテレビ放送=ケーブルかな?)ができてからも、その方針は変わっていない。

その方法としてのひとつが、言葉の使い方で、例えば、ロイターでは、「テロ」という言葉を使わないことにしている、と。
昔は使っていたかもしれないが、現在はない。
この方針は、9・11が起こったころには、既に、あった。

「テロ」という言葉には、その実行者を"悪"とする作用があるが、その内容は、見方によって変り得るもの。同じものを指してそれを"肯定"する「フリーダム・ファイター」という言葉もあるのに、その線引きはどこでするのか?

っていうのが、議論ポイント。

イギリスや日本に居たら、アメリカ、または、その国の価値観を基に登場人物たちに色づけをしていくし、また、ローカル・メディアにとってそれは必要なことやねんけど、世界中に散らばる顧客を相手にひとつのものを提供しているロイターにとっては、どちらか一方に肩入れするような表現は使えへん。

単純に、納得できる話。

でも、それでトラブルが起こることもあるそうな。

ロイターは、9・11が起こったときも、この方針を変えへんかった。
したら、アメリカに、テロを支持するメディアとして非難されたそうな。

………………んな、あほな ┐( -"-)┌

中東衛星放送局のアルジャジーラでは、、
放送内容が一方に加担しないように、放送対象・内容に関わるものを取り上げる。

イスラエル政府要人に対するインタビューがあれば、パレスチナのファタハ(*)やハマスも登場するし、アルカイーダのメッセージ・ビデオも流せば、米軍広報担当者がメインで喋るときもある。
ひとつのことには、相反する対面のものが必ずあるから、そのどちらも取り上げる。視聴者にとってそれが意味することは関係なく放送し、後は、視聴者の判断に任せる。

そういう方針。
アルジャジーラとよく比較されるアルアラビヤでも、それは同じ。
(アルアラビヤって、理性的アルジャジーラのイメージよね)

その結果、何が起こったか。
アルジャジーラもアルアラビヤも、取り上げてる両方から攻撃された。
(まだ続いてる?)

アルアヤビヤなんかは、これは、中東では、メディアの公平性という概念とか、双方の意見を取り上げるとか、そういう「民主社会におけるメディアの機能」が、まだ、ちゃんと認知されてへんから、みんながそれを理解するまで、こういうこと(メディアへの攻撃)は続くやろう。でも、だんだん理解され始めてるしね。大丈夫よ。っていう感じのことを話してた。

ロイターで話を聴きながら思い出した話。

……………アメリカって。
や、むしろ、納得な話なんかもしれへんけどね。

YUKI



ってかねー、ロイター見学。
学校からの社会見学なので、どんなものかと思ってたら、
しょっぱなから、びっちり1時間試写会やった。
ほんま、Frontlineに居るみたいやったヮ ヾ(--;)ォィォィ

SHOOTING UNDER FIREっていう、ドキュメンタリー・フィルム。
ロイター・エルサレム支局のチーフ・フォトグラファーに密着し、
イスラエルとパレスチナ、それぞれの報道写真家たちの生活を、
ドキュメンタリーとインタビュー、スチルで追ってく。

自爆攻撃被害者のお葬式。
パレスチナ内のイスラエルによる通過ポイントでのやりとり。
大きく「TV」って書いてあるロイターのバンに乗ってても、
いきなり撃たれて、何の説明もなかったりとか。
DAYS JAPANオフィシャルサイト)で見たことのあった写真も出てきた。

色んなものがうわーって迫ってくるドキュメンタリーで、
正直、重すぎやってと思いました。
こんなフィルムの後に「質問は?」って言われても、すぐには出てこんて…。

国際報道機関の前線が置かれてる状況を説明するには、
ある意味、めちゃめちゃわかりやすい説明なのかもしれへんけど、
なんせ、どっと疲れた映画やった。

もっかい見たいけど、売ってへんのかな?




(*)「ファタハ」って…

英語表記やと「Fatah」なんよね。
BBCとかの発音は「ファタ」。
最後の"h"は、ほとんど音を出さずに伸ばす感じの"h"。

長いこと、「ファタ派」かと思ってました…(--;
何で日本では「ファタハ」なんでしょ?

日本メディア(に限らへんけど)は、共同等の通信社という"中心"メディアがあり、そこの表記に合わせるという慣習のようなものがあるみたいです。

イギリスのメディアを見ると、ファタハはFatahでしかないんやけど、例えば、
"Al-Jazeera"、"Al Jazeera"、"Aljazeera"etcと、各メディアによって、独自の表記方針があるようです。

どうでもいいっちゃぁどうでもいいことなんやけど。

日本とイギリス、ちゃうっちゃー、ちゃうね。

何でやろ?
ちょっと気になったりします。

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2007.07.11 Wed l  見聞録 l COM(0) TB(0) l top ▲

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